【映画】インターステラー

【クリストファー・ノーラン:監督】
キップ・ソーン:製作総指揮
普段あまり映画を観ないので説得力がないですが、久しぶりに面白い映画に出会えたな〜!
よくわからないなりに宇宙の映像を見るのがとても好きで、NETFLIXで出て来たので視聴したのですが、監督がクリストファー・ノーランだったんですね〜!
「メメント」と「インソムニア」は映画館で観ましたが、「バットマン・ビギンズ」や「ダークナイト」も同監督だったんですね(観た事はない)。
SF映画でB級ともなかなかいえない作品が(個人的感想ではあるが)多い中、これは面白かったです。
あとあとwikipediaで確認すると、物理学者のキップ・ソーンという人が科学コンサルタント兼製作総指揮を努めているとあるのですが、2017年にノーベル物理学賞受賞している方だそうで・・・。
映画の内容も重力をメインとしているのですが、やはり重力関連で受賞しているそうです。すごいな〜!
あらすじなど
今現在よりも未来の地球。植物も育たなくなり(トウモロコシはまだなんとか育てられている)砂嵐を浴びる荒廃した世界で、農業を営む元宇宙飛行士の主人公。
娘の部屋で、本棚から勝手に本が落ちる怪奇現象のような事が起きるのだが、幽霊のせいだと言い張る娘の主張を受け入れず、科学的に根拠を提示するよう諭す。
そんなある日主人公は娘の部屋で砂嵐の後に被った砂埃の影・・・?から何か重力を使ったメッセージではないかと解読を始める。
するとそれはある場所を指し示したメッセージだった・・・。そして娘と向かったその場所で遭遇した人達と共に主人公は地球の人達を守るための長い長い宇宙の旅に出るのであった。
(下手な説明ですみません。)
感想など
※以下ネタバレ等ありますのでご注意ください
※感想なので好き勝手に述べているので、不快な表現があるかもしれません。
※大層な乱文ですがご容赦ください。
宇宙の映像をぼんやり眺めるのが大好きなのですが、そういった意味でも最高です。
得てしてそういった映画は眠気が激しく襲ってきたりするのですが(面白くても。2001年宇宙の旅も。)こちらは壮大な宇宙の映像美があるにも関わらず眠気は襲ってきませんでした。
地球人が住める新たな惑星を探すため、“彼ら”と呼ばれている”誰か”が作ったワームホールへ向かうのですが、それがまたまた土星の近所で・・・土星の映像大好きです。
ちなみにワームホールを通った先に現れる別の惑星系で登場するガルガンチュアと呼ばれる大質量ブラックホールの描写も大好きです。
よく宇宙の番組を見ているとブラックホールの説明で「事象の地平面」や「特異点」といった単語が出てくるのですが、それらも話の中で関与してきます。
事象の地平面
情報は光や電磁波などにより伝達され、その最大速度は光速であるが、光などでも到達できなくなる領域(距離)が存在し、ここより先の情報を我々は知ることができない。この境界を指し「事象の地平面」と呼ぶ。
-wikipediaより-
重力の特異点(じゅうりょくのとくいてん、gravitational singularity)は、概略的には「重力場が無限大となるような場所」のことである。
-wikipediaより-
あと、TARSとCASEと呼ばれる人工知能ロボットが宇宙船に同乗するのですが、2001年宇宙の旅の HALと対照的なところがありそれも良かったです。
最後の方で裏切る人間を見たTARSに主人公が「人間信用度は?」と尋ねるシーンがあり、TARSはそこで「あんたよりは低い」と言うシーンがあるのですが、そのシニカルさがまたまた・・。
ストーリーの中で太い幹となっているのは、主人公と娘の親子愛です。(息子もいるんですけどね)
相対性理論(特殊相対性理論?どっちかわからないw)でのいわゆる時間のズレがあり、どんどん年を重ねて行く娘。
こんな経験普通ないからな〜!どんな気分なんやろな〜!(そもそも子供もいないのだが)
最後の娘との対面シーンは、映画を2度観たのですが2度とも泣きました。
先ほどチラッと話題に出しましたが、2001年宇宙の旅も(若干 2010年宇宙の旅も)大好きですが、こちらも本当面白かったです。