ドメインの種類と選ぶ時の注意点について
ドメインの種類を選ぶとき、近年ではもう意味がわからないくらいの種類があるので、少し悩んでしまいそうです。でも
基本的には好きな種類を選べばいいと思います。
しかしながら日本国内で登記を行なっている会社でなければ使用できないドメインもありますので、多少は種類について知っておいた方が良いでしょう。
とりあえずドメイン取得サービスサイトの検索を試してみると良いと思います。
検索するだけなら登録等不要なので、
まず希望のドメイン名(gon-chan.netなら、gon-chan部分)を入力してみて、どれだけの種類のドメインがあるかを確認してみると面白いです。
検索結果に、既に使用されているドメイン名かどうかも出て来るので、そちらも合わせて確認してみましょう。
そもそもドメインとは
IPネットワークにおいて個々のコンピュータを識別する名称の一部。インターネット上においてはICANNによる一元管理となっており、世界中で絶対に重複しないようになっている。通常、IPアドレスとセットでコンピュータネットワーク上に登録される。
– wikipediaより –
要は、インターネット上の住所をわかりやすく表記するものです。
IPアドレスは数字ばかりですが、それをわかりやすく文字化したものです。
サーバーは土地・ドメインは住所といった例えをよくされます。
まず最初に注意
ドメイン取得サービスサイトで希望のドメインを入力すると、数十円のお安いドメインが何種類か出てきます。が、
翌年から金額が変わるドメインが多いので要注意です!
例えば契約年は50円/年だったのが、翌年以降は2,000円/年ということもあります。
安さだけで選ぶ際は、翌年以降も変わらないのかどうか確認後に契約した方が良いです。
(でも、たまたま希望のドメインが安かったのであれば、年に2000円などであれば支払っても良いとは思うのですが・・・)
特定の条件を満たしていないと取得できない属性型JPドメイン
国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)と呼ばれるものがあり、基本的にはその国に住んでいる人しか取得できないとされています。
ちなみに日本の場合は、よく見かけると思いますが
.jpです。.jpのみの場合は日本に住んでいる人は基本取得可能です。
しかし、国別コードトップレベルドメインでも、セカンドレベルドメイン(.jpの前にくる文字列)の種類によっては、特定の条件を満たしていないと取得できない属性型JPドメインというものがあります。
一番有名なのは .co.jp ですね!
というわけで、属性型JPドメインについて簡単に説明すると、
- .co.jp:日本国内で登記されている会社/企業
- .ac.jp:高等教育機関
- .ne.jp:ネットワークサービス
- .or.jp:非営利法人
などがあります。
特定の機関ではない場合はgTLDから選びましょう
分野別トップレベルドメイン(gTLD)
こちらは世界中のどこからでも取得する権利が与えられています。
一部のドメインをのぞいて、誰でも登録が可能なのでこれらの中から運営サイト内容に近いものを選ぶといいでしょう。
(※もちろん先ほどの属性なしの、「.jp」も良いです)
gTLDの種類
- .com:商用サイト。ですが悩む場合はこちらが無難・・・。
- .net:ネットワーク。インターネット関連
- .org:個人もしくは非営利の組織
- .biz:こちらも商用。希望のもので.comが他の方が取得済みだった時に使用したり
- .info:情報発信サイト向け
その他、近年ではかなりの種類のgTLDがあるので、ドメイン取得サービス会社のサイトで、一度検索で調べて見てはいかがでしょうか。
ドメイン名の決め方
こちらは自由なので、自分の好きなものを・・・。としかいいようがないのですが、
一般的に良いとされているのが(サイト閲覧者側の目線に立ってみても)
- 文字数が短い
- 社名などが入っている
- 何のサイトかわかる
が重要のようです。
3つ目の何のサイトかわかるに関しては、gTLDドメインの種類がとても豊富にあるので、昔ならば
「gon-chan-clinic.com」としていたところを
「gon-chan.clinic」とできるので
色々選択肢がありますね!
というわけで、そういった中から自分の好きなものを選びましょう〜!