【愛しのカルト】アニメ編

とんでもなく残念なクオリティの見出し画像を趣味で描いていくぞ!
というわけで、今回は私の愛した(愛してないものも含む)カルトアニメを勝手にご紹介したいと思います。
先日の 【漫画】Moebius:メビウス でもお伝えした通り、過去に綴っていた謎ブログから引用。そして謎ブログ側では削除to供養といった形の記事です。
当サイトでのカルトという表記について
以下、勝手につけたカルトの定義。
- 一部の熱狂的ファンに支持されているであろう作品
- 独特の感じのやつ。クセが強いんじゃ〜のやつ。
- なんとなくカルトて言われてそうだから。
はっきりいってアニメ通でも無ければ、毎日アニメ見るっぺよ!という生活でもないのですが、個人的に愛してきたものは多々あるわけで・・・
気軽にご覧いただければ幸いです。
Moebius x ルネ・ラルー 「時の支配者」
先日の記事でも同作品を紹介させていただきましたが、
今は亡き、メビウスことジャン・ジロー原画アニメ。
(宮崎駿さんや、大友克洋も影響受けてるすごい人です。)
監督はルネ・ラルーで、下で紹介するFantastic Planetと同じ監督です。
ヨーロッパ特有の美しい色彩感覚と、フランス語特有の優しい耳当たりで
眠気が来ます。
・・・・・・・・・・・・・・・
が、話はSFの王道を走っていて
いわゆる時間トリック的な、観てる人が最後らへんでアッ…ってなる的な、 ちょっとホロリ的な、適当に観ると意味わからんくなって結局最初から見直すはめになる的なよく寝てしまう的な最初から真剣に観ないとしんどい的な。
物語中に、ハスの妖精と呼ばれるかわいいキャラクターが出てきます。(どうでもいい情報かもしれません。)
個人的オススメ度はMAXです。
ルネ・ラルー 「Fantastic Planet」
わたしは何故かDVDを2枚所持・・・。(鼻タカー)
時の支配者と同じルネ・ラルー監督作品です。
が、しかし
「時の支配者」のイラストがソフトな印象のメビウスなのに対して、こちらはローラン・トポールが描いた、かなりカルト感満載の絵面になっております。
Quasimoto/カジモトさん(もといMadlib)が好きな方は必見です。
Quasimotoの”come on feet”(以下ビデオ)を初めて聴いたときの感想が、
「まさかのファンタスティックプラネットをサンプリング」でした。(ようわからん)
ちなみにカジモトもある意味カルトでカルトにカルトぶつけてなんかもう…カルト。
個人的オススメ度はまあまあです。(じゃあなぜ2つ持っている・・・)
説明がないがしろですが、こちらもSF作品となります。
人間が支配されている側の惑星のお話。
wikipedia大先生に聞いてみると
物語の舞台は巨大なドラーグ族が小さなオム族を虫ケラのように扱う、とある惑星。
-wikipediaより-
ということだそうです。
※ドラーグ族=ジャケ画の青い方達です。※オム族=人間どもです。ドラーグ族があまりにもでかすぎて人間ちっちゃ〜!なります。
大友克洋 「AKIRA」
もはや説明することもあまりないのですが。
確か、AKIRA登場人物の年齢がおもろかった気がするな〜て思って
” AKIRA 年齢 “でググッたら
EXILEのAKIRAさんの華麗な写真がTOPにあがってきました。
(そして、EXILEをよく知らない私はもちろんAKIRAも知らない..)
ふんわりモヤッ・・・としました。
SF以外でも面白い作品もありますが、やっぱり大友克洋は、正直SF作品が好きです。
ちなみに大友克洋が、描きかけてやめている漫画があるのですが、それの続き今から描いてくれへんかな〜〜〜!
“Fire-ball”という名前の作品なんですが!
↓「彼女の想いで」に収録されています↓
※注意※ アニメ化はしていないはずなので、DVDの「MEMORIES」には収録されていません!
これ….中古しかなさそうですね〜。
読みたい方、もしいらっしゃいましたら高額で貸し出しします。(いらんわ)
Fireballが収録されている「彼女の思いで..」(ちなみに彼女の思い出自体はアニメ化されてます)で、大友さんも言ってますが、
Fire-ball、めっちゃ面白いんですが、内容はAkiraで消化する形をとった。と。
だから途中で尻切れトンボみたいな終わりかたやと。
そんなん言わんと、違う話にして続き描いてほしいです。
個人的オススメ度 : MAX
(Akiraの内容は一切語らなかったという)
帝都物語
荒俣宏(大先生)が原作 / りんたろう(大先生)監督の、名作アニメ。
Street Fighterシリーズをプレイする度にフンワリ思い出すこのアニメ。(ベガがね。)
色々思い出そうとまたもやwikipedia(- 帝都物語 -)の力を借りようと調べてみると
カバーイラストの担当イラストレーターのラインナップがw
丸尾末広
天野喜孝
田島昭宇
内容は、
平将門の怨霊により帝都破壊を目論む魔人・加藤保憲とその野望を阻止すべく立ち向う人々との攻防を描いた作品。
明治末期から昭和73年まで約100年に亘る壮大な物語であり、史実や実在の人物が物語に絡んでいるのが特徴。
著者の荒俣宏がこれまでに蓄積した博物学や神秘学の知識を総動員しており、風水を本格的に扱ったおそらくは日本最初の小説と目される。
陰陽道、風水、奇門遁甲などの用語を定着させた作品でもある。
-wikipediaより引用-
ですが、ほとんど覚えていないので実家にあるDVDをいつか見直そうと思います。orz
星のオルフェウス (英題: Winds of Change)
果たしてカルトアニメと呼んでいいのか・・
ジャケットから見ても察することができますが、(何故か)販売元がサンリオです。
サンリオ映画製作部というのが存在するらしいのですが、
『親子ねずみの不思議な旅 [DVD] 』(サンリオ)
という作品とともに、個人的にこれはカルトアニメでは・・・と思っています。
子供時代に観たときにかなり後味が悪かった思い出があります。
内容は、ギリシャ神話の有名なお話のオムニバスアニメで
主人公は全て見た目が子供で描かれています。
以下「星のオルフェウス」オムニバス5話の主人公達
●アクタイオン:
罪を犯して鹿に変えられてしまい、自分の猟犬に命を奪われるという・・子供の頃観て「残酷ー!」となったお話。
●オルフェウス:
冥界に連れ去られた恋人エウリディケを連れ戻しに行くお話。
日本のイザナギ、イザナミの黄泉の国の話に少し似てます。
いわゆる「見るなのタブー」ネタです。
●ペルセウス:
メデューサ退治の話。アテナとかヘルメスといった有名ギリシャ神が出ます。
●パエトーン:
太陽の神様アポロンの息子ですが、親父に認められたくて勝手に親父の太陽の馬車(火が燃えさかっている馬車)を使い、失敗して焼かれ命を失う、これまた「うう・・残酷」なお話。
●エンビー:
唯一主人公が女の子のお話。ただ、恐ろしく性根が腐りきっている女の子なので、女神アテナが罰を与え、名前の通り嫉妬(エンビー)狂いに変えてしまうという・・・・うーん・・・・・
暗い・・・・・・・!
日本もそうですが、神話って暗いのが多いですね。
ドン暗いついでに、やはり子供のころ観て落ち込んだ
『ナイチンゲールとバラ』(こちらは恐らくDVD等では存在しなさそうです。)
を以前ウッカリ見つけて更に落ち込んだという・・・。(ちなみに2019年3月現在ではYOUTUBEから消されている模様です。)
結構有名なアニメみたいで、同世代(もしくは上の世代)の方は観た事ありそうですね〜!
もう私オバサンやけど目を背けてしまいましたね〜。
星のオルフェウスもそうですが、民放でこういうのよく流れてたな〜。
次回はすこぶる明るい作品のご紹介をしたいと思います。(たぶん)